持続可能な開発目標 (SDGs)
貧困や不平等、気候変動に取り組むリーダーシップを求める声が、全世界で上がっています。こうした要求を行動に移すため、世界のリーダーは2015年9月25日、ニューヨークの国連本部に参集し、持続可能な開発のための2030アジェンダを採択しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック
国連開発計画(UNDP)は170の国と地域で、スタッフや資源をフルに活用し、社会で最も弱い立場にある人々がコロナ禍に備え、対応し、その後の復興を図るための支援をしています。
企業向けSDGsプログラム
SDGsの達成をイノベーションの機会として捉え、企業の技術・ノウハウで世界中の課題の解決を目指す、オープンイノベーション・プラットフォーム:SHIP(SDGs Holistic Innovation Platform)を運営しています。
TICAD (アフリカ開発会議)
UNDPは四半世紀に渡って、アフリカ開発を支援する国際的なフォーラムであるTICADを外務省等と共催しています。アフリカと日本の政府、国際機関、NGO、企業、学術機関といった幅広い関係者が、3年に1度の首脳会合の場でアフリカ開発の重点分野について協議し、合意します。第8回サミットは、2022年にチュニジアで開催予定です。
Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)
UNDPとシティ・ファウンデーションの共催で、起業家エコシステムの強化を目的に、2017年にアジア太平洋地域で発足しました。域内25の国と地域で、若年層がリーダーシップを発揮し、社会革新を起こし、起業家精神を持つことによるSDGs(持続可能な開発目標)実行の加速を目指す、若年層向けのエンパワメントと投資プログラムです。
紺野美沙子UNDP親善大使
私が国連開発計画(UNDP)の親善大使の任を受けて、19年が経ちました。この間、10の国・地域を訪問しました。各国のUNDP事務所のスタッフは、大半がその国の出身です。貧困削減、自然災害後の復興支援、HIVエイズなどの各分野のプロフェッショナルとサポートスタッフが一丸となって国を良くして行こうという姿に、いつも勇気づけられます。過酷な環境の中、子供や女性と一緒に働くプロジェクトスタッフも、UNDPの仕事に誇りをもっていることが強く感じられます。UNDPが行っている地道な国づくり、人づくりの努力を、今後も継続していただきたいと思っております。